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施設の印象を左右する「トイレ清掃」のポイントを解説

2024.02.01

トイレは施設内でも最も利用頻度の高い共用部分の一つです。
また、不特定多数の人が使用することから、行き届いた清掃と維持管理が求められる空間でもあります。
公共施設や商業施設などのトイレを利用した際にトイレが汚れていれば、その施設への印象は悪くなります。
オフィスや病院などのあらゆる施設において、トイレの清潔さは大切なポイントといえるでしょう。
今回のコラムでは、トイレ清掃のポイントについて解説します。
 

トイレの日常清掃

 
さて、トイレ清掃と聞いてどんな作業が思い浮かぶでしょうか?
ひと言でトイレ清掃といっても、実際には次のようなさまざまな作業があります。
● 消耗品の補充 ― トイレットペーパー、水せっけんなどの補充
● ごみの収集 ― ちり紙や吸い殻などのごみを集めての処理
● 洗面台拭き ― 洗剤を使ってスポンジなどで洗浄し、タオルでから拭き
● 衛生陶器類の清掃 ― 小便器や大便器などをブラシやスポンジで洗浄
● 床掃き ― 各個室などからの掃き出し

これらの他にも、荷物台や窓台の水拭き、汚物入れの洗浄や消毒、便器に詰まった異物の除去など、その作業は多岐にわたります。
いずれもトイレを清潔に保つために欠かせない作業で、いかに素早く丁寧に行うかがそのポイントになります。
効率よく確実に清掃を行うためには、清掃作業員の知識とスキル、そして道具の使い分けが必要です。

トイレの定期清掃

日常清掃では主に利用者の手の触れる部分が対象になりますが、定期清掃では高所を含めた全面を清掃します。
具体的には、日常清掃で行っている場所に加えて、扉や間仕切り、壁面などが対象です。
便器や洗面台などは日常的に清掃していても、使用状況によっては汚れがたまってしまいます。
定期清掃では、大便器や小便器の内側に隠れた汚れを鏡で確認しながら入念に除去します。
また、洗面台に固着した水あかやせっけんかすなどは、専用洗剤を使ってきれいに洗い落します。
トイレの床面は、建材によっても作業の仕方が異なりますが、陶磁器タイルの場合は目地に水分が残らないように丁寧に拭き取りを行います。
その他、見落としがちな換気扇や洗面器のトラップ(排水管をS字に曲げた部分)なども定期清掃では念入りに清掃します。

利用者への配慮

清掃中であっても施設の利用者はトイレを使用しに訪れます。
清掃中のトイレには「清掃中」などの看板が置かれていますが、これは利用者に知らせるためのものであり、利用を制限するものではありません。
そのため、トイレ清掃時には利用者への配慮が欠かせないのです。
昼休みや閉店前など、トイレの利用が多い時間帯にはできるだけ清掃作業を控え、途中で利用者が入ってきた場合は作業を一時中断するなど、利用者に不快感を与えないための気配りが必要です。

「トイレは施設の顔」とも言われるように、トイレの清潔さはその施設の印象を左右するといっても過言ではありません。
オフィスなどで従業員が自ら清掃を行う会社もありますが、本業を行いながらの日々の清掃は負担になり、トイレを清潔な状態を保つことは簡単ではありません。
トイレに限った話ではありませんが、施設の清掃は専門業者に任せることをおすすめします。
プロであれば道具を使い分けながら短時間で確実に清掃することができ、隅々まで行き届いた清掃は施設のイメージの向上にもつながるからです。
当社では、長野県、新潟県、石川県、富山県の4県で、病院や市役所、ホテルなど、幅広い施設の清掃を承っております。
オフィス清掃をお考えの方は、当社までお気軽にご相談ください。

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